「農業」×「地域活性化」×「支援」 大阪の中心から「椎茸革命」を巻き起こす!

「農業」×「地域活性化」×「支援」 大阪の中心から「椎茸革命」を巻き起こす!

 椎茸は、鮮度が高ければ高いほど瑞々しく、美味しく食べることができます。しかし大阪の市場に流通しているのは、他府県産で収穫後2日以上経過しているものが多いです。今回の画期的な計画は、大阪のド真ん中、西成で栽培され朝採れたばかりの新鮮で安心・安全な椎茸を市場に送り込むというのです。
 この事業を起こすきっかけは、西成という町との出会いからです。人口の減少が24区でワースト1、増えるのは生活保護の受給者ばかり、働く場が少なく若者が他区へ出て行ってしまい、高齢者を始め就職困難者が取り残されていました。しかし、西成区は未利用地が多く場所的資源が豊富なこと、繁華街に近い等地理的環境の優位性が伴う、栽培者に制限がない、福祉にも有用なこと、地域とのつながりの強化が期待できるなど、未来に希望が広がっていく実感を持ちました。
 先駆者として、このビジネスモデルを構築し先行き不透明な企業への新ビジネスとして提案を考えています。「よろしい茸」という同一ブランドで、育成された人財と販売先をセットにして、新規参入がし易くなるシステムを創ることで、街中に椎茸農場が広がっていく。結果、障害者雇用・高齢者の再雇用が増加、地域が元気になり大阪の街も元気になる「よろしい茸工房」の夢ビジョンの始まりです。

NPO法人街かど福祉 代表理事 豊田 みどり