おばさんSNSで趨(はし)る

おばさんSNSで趨(はし)る

 通信機能や映像機能を備えたスマートフォンは世界で15億台を超える出荷数です。そこにビジネスチャンスが生まれソフトが急激に開発されました。
 インターネット上のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)も格段に進歩しました。21世紀はSNSとともに幕が上がりました。
 そこで、おばさんの登場です。私が最初にSNSの門戸を叩いたのは、友人にFacebookを勧められた時からです。以来、Facebookでは、セミナーで聞いたお話の概要、食べたお料理のアップ、海外旅行記を投稿。他人に読んでもらうことを前提とした日記です。写真が掲載できるので記録性は格段に上がります。日頃疎遠な方に久しぶりにお会いしてもお互いの消息が分かるという不思議な体験は数知れず。
 次に手を付けたのがコミュニケーションアプリLINE、この特徴は瞬時にコミュニケーションを取りたい相手と連絡できること、送ったメッセージを相手が読んだかどうかわかることです。その上、様々な感情を表したイラストを使うことで言葉では伝えにくい「感情」を伝えることが出来ます。60・70代のおばさん同士がイラストを使って「感謝」「怒り」「うんざり」「うれしい」等をイラストで送るほほえましい世界が出現。
 SNSアプリは、おばさん達に新たな世界を贈ってくれました。

株式会社ファースト・アシスト 森口 ひろみ